研究結果は学会等で発表されることがありますが、その際も個人を特定する情報は公表いたしません。
記
研究課題名 | 本邦における心血管インターベンションの実態調査(J-PCI)を用いた日本心血管インターベンション治療学会内登録データを用いた統合的解析(2017-2019年度日本医療研究開発機構事業「冠動脈疾患に係わる医療の適正化を目指した研究」の内容を包括) |
研究の目的 | 登録されたデータを用いて、全国的な調査・集計を行い、日本の心血管インターベンション手技の進歩と医療の質の向上に寄与すること、また、カテーテル治療を行う医師の中で優れた能力と技術を持つ医師を当学会心血管カテーテル治療専門医・認定医と認定することにより、診断・治療技術の向上と新しいカテーテル治療法の開発を図り、広く社会に貢献することを目指しています。 |
研究方法 | 症例登録システム(J-PCIならびにJ-EVT/SHD)では、全国の参加施設(2017年6月時点1,200施設)からインターネットを介し、心血管疾患に対するカテーテル治療の患者背景、手技情報ならびに術後成績(退院後の予後情報を含む)に関する情報がNCDのデータベース上に登録(レジストレーション)されております。また、匿名化処理したカテーテル動画情報を在籍医師が同学会心血管カテーテル治療専門医や認定医申請を行う際等に審査します。なお、J-PCI基礎情報に加えて、以下の項目の内容(予後情報)の同意を得られた施設から入力を行います。 ・死亡、急性冠症候群、脳梗塞、出血、心不全、血行再建並びにカテー テル治療に伴う合併症データは匿名化され解析されます。さらに、データを利用する際には、CVIT内でその学術的な意義が審査され、その必要性が高いと認められたテーマはのみがNCDに依頼されます。NCD内でサーバーより切り出されるデータは、生年月日およびその他の記述等により特定の個人を識別することができる項目は削除され、いわゆる「個人情報」は含まれません。また、データに直接触れ、解析を行う者はNCDおよびCVIT解析担当委員のみとし、データ取扱い規約ならびに守秘義務の契約をNCDと締結しております。 |
研究に用いる 試料・情報 |
2017年1月1日以降のPCIを受けた患者様のカルテ情報 |
対象患者 | 2017年1月1日以降に 当院で心血管に対するカテーテル治療を受けた方 |
研究実施予定期間 | 2018年10月1日から2027年3月30日まで |
本共同研究の 研究代表者 |
日本心血管インターベンション治療学会 知事長 中村 正人 |
問合わせ先 | 研究責任医師:藤井 謙司 所属:特定医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |