臨床研究の情報公開(オプトアウト)
Opt Out●臨床研究の情報公開(オプトアウト)について
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施します。臨床研究のうち、患者様への侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、対象となる患者様のお一人ずつから直接同意を得る必要はありませんが、研究の目的を含めて、研究の実施についての応報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされています。
また、このような手法を「オプトアウト」と言い、当院のオプトアウトを用いた臨床研究は以下の通りです。
ご自身の記録について当該研究で使うことを望まれない方については、その患者様の記録や情報を用いずに研究を実施いたしますので、研究への協力を希望されない場合は、下記文書に記載されている各研究の担当者までお知らせください。
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 18-70 |
研究課題名 | 本邦における心血管インターベンションの実態調査(J-PCI)を用いた日本心血管インターベンション治療学会内登録データを用いた統合的解析(2017-2019年度日本医療研究開発機構事業「冠動脈疾患に係わる医療の適正化を目指した研究」の内容を包括) |
研究担当医 | 藤井 謙司 |
研究実施予定期間 | 2017年6月22日から2027年3月30日まで |
詳細内容
研究の目的 | 登録されたデータを用いて、全国的な調査・集計を行い、日本の心血管インターベンション手技の進歩と医療の質の向上に寄与すること、また、カテーテル治療を行う医師の中で優れた能力と技術を持つ医師を当学会心血管カテーテル治療専門医・認定医と認定することにより、診断・治療技術の向上と新しいカテーテル治療法の開発を図り、広く社会に貢献することを目指しています。 |
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研究方法 |
症例登録システム(J-PCIならびにJ-EVT/SHD)では、全国の参加施設(2017年6月時点1,200施設)からインターネットを介し、心血管疾患に対するカテーテル治療の患者背景、手技情報ならびに術後成績(退院後の予後情報を含む)に関する情報がNCDのデータベース上に登録(レジストレーション)されております。また、匿名化処理したカテーテル動画情報を在籍医師が同学会心血管カテーテル治療専門医や認定医申請を行う際等に審査します。なお、J-PCI基礎情報に加えて、以下の項目の内容(予後情報)の同意を得られた施設から入力を行います。 ・死亡、急性冠症候群、脳梗塞、出血、心不全、血行再建並びにカテー テル治療に伴う合併症データは匿名化され解析されます。さらに、データを利用する際には、CVIT内でその学術的な意義が審査され、その必要性が高いと認められたテーマはのみがNCDに依頼されます。NCD内でサーバーより切り出されるデータは、生年月日およびその他の記述等により特定の個人を識別することができる項目は削除され、いわゆる「個人情報」は含まれません。また、データに直接触れ、解析を行う者はNCDおよびCVIT解析担当委員のみとし、データ取扱い規約ならびに守秘義務の契約をNCDと締結しております。 |
研究に用いる試料・情報 | 2017年1月1日以降のPCIを受けた患者様のカルテ情報 |
対象患者 | 2017年1月1日以降に当院で心血管に対するカテーテル治療を受けた方 |
研究実施予定期間 | 2018年10月1日から2027年3月30日まで |
本共同研究の研究代表者 |
日本心血管インターベンション治療学会 知事長 中村 正人 |
問合わせ先 |
研究責任医師:藤井 謙司 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 19-16 |
研究課題名 | 大腿膝窩動脈病変を有する閉塞性動脈硬化症患者に対するパクリタキセル薬剤溶出型末梢ステントを用いた血管内治療に関する多施設・前向き研究 |
研究担当医 | 住吉 晃典 |
研究実施予定期間 | 2019年2月から2025年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 本研究の目的は、大腿膝窩動脈病変を有する症候性閉塞性動脈硬化症患者に対し、パクリタキセル薬剤溶出型末梢ステントを用いた血管内治療の実臨床における12ヶ月の治療成績の実態を明らかにし、その関連因子を探索すること。 |
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研究方法 | 調査項目を研究に用いる情報として収集し、登録時・EVT施行時調査、およびEVT施行5年間の追跡調査が行われる。 |
研究に用いる試料・情報 | 患者背景(年齢、性別など)、内服薬、病変背景(部位、血管径、狭窄度など)等 |
対象患者 | FPA病変を有する症候群PADに対して、パクリタキセル薬剤溶出型末梢ステントを留置することが医学的に最適な医療行為であると判断され、実際にパクリタキセル薬剤溶出型末梢ステント留置を行うことが計画されている症例 |
研究実施予定期間 | 2019年2月から2025年12月まで |
本共同研究の研究代表者 |
独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院 循環器内科 副部長 飯田 修 |
問合わせ先 |
研究責任医師:住吉 晃典 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 19-85 |
研究課題名 | 冠動脈疾患および末梢動脈疾患患者の予後に関する多施設共同前向き観察研究 |
研究担当医 | 住吉 晃典 |
研究実施予定期間 | 2019年10月から2026年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 本研究の目的は、冠動脈疾患及び/又は末梢動脈疾患に対する血行再建症例の臨床的特徴、予後及びその関連因子を明らかにすることである。 |
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研究方法 | 調査項目を研究に用いる情報として収集し、登録時(血行再建時)調査、および血行再建後5年間の追跡調査を行う。 |
研究に用いる試料・情報 | 患者背景(年齢、性別など)、血圧、採血データ、内服薬等 |
対象患者 | 冠動脈疾患及び/又は末梢動脈疾患に対する血行再建症例 |
研究実施予定期間 | 2019年10月から2026年12月まで |
本共同研究の研究代表者 |
独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院 循環器内科 副部長 飯田 修 |
問合わせ先 |
研究責任医師:住吉 晃典 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | リハビリテーション科 |
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受付番号 | 20-08 |
研究課題名 | 慢性心不全患者における左房容積係数とVE/VCO₂ slopeについての検討 |
研究担当者 | 稲木 雄一朗 |
研究実施予定期間 | 2023年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 慢性心不全患者における左房容積係数とVE/VCO₂ slopeの関係を検討する。 |
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研究方法 | 観察研究 |
研究に用いる試料・情報 | 電子カルテ |
対象患者 | 2017年1月から2019年12月まで心不全加療の為に入院し、リハビリテーションを介入し、CPX施行にてAT検出が可能であり、かつ心房細動および中等度から重度僧帽弁膜症疾患を除外した慢性心不全症例 |
研究実施予定期間 | 2023年12月まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当理学療法士:稲木 雄一朗 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 薬剤科 |
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受付番号 | 20-16 |
研究課題名 | 当院における心房細動アブレーション周術期の抗凝固療法 |
研究担当者 | 松元 一隆 |
研究実施予定期間 | 2020年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 心房細動アブレーション周術期におけるDOAC継続又は休薬についての当院の実態を把握する。 |
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研究方法 | 2017年1月1日から2018年12月31日までに初回心房細動アブレーションを施行した全1050例のうち、周術期抗凝固薬としてDOACをいようしていた1013例を対象として後ろ向きに調査する。 |
研究に用いる試料・情報 | 電子カルテ |
対象患者 | 2017年1月1日から2018年12月31日までに初回心房細動アブレーションを施行した全1050例のうち、周術期抗凝固薬としてDOACを服用していた1013例 |
研究実施予定期間 | 2020年12月まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当者:薬剤科 松元 一隆 所属:特定医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 20-36 |
研究課題名 | 心房細動アブレーションにおける睡眠時無呼吸症候群の関連と不整脈再発、心房機能に与える影響 |
研究担当医 | 田中 宣暁 |
研究実施予定期間 | 2022年3月まで |
詳細内容
研究の目的 | 心房細動アブレーションを受けた方における睡眠時無呼吸症候群の合併率と治療経過を調べる。また、睡眠時無呼吸症候群とその治療が心房機能、不整脈再発に与える影響を検討する。 |
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研究方法 | 単施設後ろ向き観察研究 |
研究に用いる試料・情報 | 当院で心房細動のカテーテルアブレーションを受けた方の基本背景、検査、治療所見、治療経過。睡眠時無呼吸症候群検査(簡易検査、精密検査)、治療経過。内服、心エコー、血液検査、MDCT画像データ |
対象患者 | 2018年1月から2022年3月まで当院で心房細動のカテーテルアブレーションを受け、かつ睡眠時無呼吸症候群検査を行った方。 |
研究実施予定期間 | 2022年3月まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:田中 宣暁 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 20-40 |
研究課題名 | 慢性閉塞性病変(CTO)に対して経皮的冠動脈形成術(PCI)におけるAnteOwl WR IVUSを使用したIVUSガイドtip detection methodの有効性 |
研究担当医 | 鈴木 智詞 |
研究実施予定期間 | 2022年3月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 難渋するCTO病変に対してAnteOwl WR IVUSによるtip detection法の有効性について検討すること |
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研究方法 | CTOに対してPCIを施行した症例の内、AnteOwl WR IVUSを使用したIVUSガイドによりCTO病変の通過を試みた症例を収集し CTOに対してのPCIにおけるAnteOwl WR IVUSガイドの手技の初期成績と合併症の評価する。 |
研究に用いる試料・情報 |
・患者基本情報(体重、身長、性別、年齢、既往歴、危険因子) ・患者の状態・採血結果データ・その他検査結果(心エコー、心臓CT:術前)・PCIの詳細(手技データ、アンギオとIVUS)・手技関連合併症・退院後1年間のイベント |
対象患者 | 2019年10月~2020年4月までと、2020年4月~2020年12月までの間に、CTOに対してPCIを施行した症例の内、AnteOwl WR IVUSを使用したIVUSガイドによりCTO病変の通過を試みた症例 |
研究実施予定期間 | 2022年3月31日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当医師:鈴木 智詞 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 20-41 |
研究課題名 | 冠動脈CTを使用したPCI治療における病変部が短縮しない直交2方向の検討 |
研究担当医 | 鈴木 智詞 |
研究実施予定期間 | 2022年3月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 慢性閉塞性病変(CTO)の経皮的冠動脈形成術(PCI)の治療時の冠動脈造影撮影に最適な直交2方向の角度を簡便に算出できる方法を定義するとともに、その妥当性について検討する。 |
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研究方法 | 2020年4月までのPCI治療患者の治療時のCAGの角度と、CT画像から得られた重複や短縮を来さない角度を比較し両者の妥当性を検討し、直交2方向の算出方法を定義する。前述の方法を用いて、2020年5月以降当院で施行するCTO患者のPCI前に、冠動脈CTを施行した患者の直交2方向を算出し、実際の手技時と比較しその妥当性を評価する。 |
研究に用いる試料・情報 |
・患者基本情報(体重、身長、性別、年齢、既往歴、危険因子) ・患者の状態・採血結果データ・CT画像・その他検査結果(冠動脈造影、胸部レントゲン写真、心エコー、心電図) |
対象患者 |
2020年4月までに当院でPCI治療した患者 2020年5月以降に当院でPCI治療した患者 |
研究実施予定期間 | 2022年3月31日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当医師:鈴木 智詞 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 20-42 |
研究課題名 | 経皮的冠動脈形成術(PCI)、末梢血管内治療(EVT)におけるtip detection法を使用したIVUSガイドワイヤリングの有効性 |
研究担当医 | 鈴木 智詞 |
研究実施予定期間 | 2022年3月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 冠動脈の非CTO病変、末梢血管病変の治療の際にIVUSを用いてtip detection方法を行い、従来よりも簡便かつ正確に治療をできることかを検討する。 |
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研究方法 | 2019年10月~2020年5月までと2020年5月~2021年4月までの間に、冠動脈の非CTO病変のPCI、及び末梢血管病変のEVTを施行する時にIVUSガイドのtip detection法を行うワイヤー通過を試みPCI,EVT施行時にIVUSガイドのtip detection法を行い、手技の有効性を評価する。 |
研究に用いる試料・情報 |
・患者基本情報(体重、身長、性別、年齢、既往歴、危険因子) ・患者の状態・採血結果データ・その他検査結果(心エコー・心臓CT:術前)・PCI、EVT治療の詳細(手技データ、アンギオとIVUS) ・手技関連合併症・退院後1年間のイベント |
対象患者 | 2019年10月~2020年5月と2020年5月~2021年4月までの間に、冠動脈の非CTO病変のPCI及び末梢血管病変のEVTの施行時にIVUSガイドのtip detection法を行うワイヤー通過を試みた症例 |
研究実施予定期間 | 2022年3月31日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当医師:鈴木 智詞 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 不整脈科 |
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受付番号 | 20-44 |
研究課題名 | 発作性非発作性心房細動に対するアブレーション後の再発と赤血球分布幅との関連性の検討 |
研究担当医 | 吉元 一成 |
研究実施予定期間 | 2021年3月まで |
詳細内容
研究の目的 | 発作性及び非発作性心房細動に対するカテーテルアブレーション後の再発の予測因子、並びに赤血球分布幅との関連性の検討 |
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研究方法 |
多施設後ろ向き観察研究 当院及び関連施設において2017年3月から2018年5月までに発作性及び非発作性心房細動に対してアブレーションを施行した症例でアブレーション後1年間の再発群、未再発群の2群に分け、再発予測因子の検討を行う。 |
研究に用いる試料・情報 | 当院で発作性及び非発作性心房細動カテーテルアブレーションを受けた症例の基本背景、再発の有無、内服、心エコー、血液検査、MDCT画像データ |
対象患者 | 当院及び関連施設において2017年3月から2018年5月までに発作性及び非発作性心房細動に対してアブレーションを施行した症例 |
研究実施予定期間 | 2021年3月31日 |
本共同研究の研究代表者 |
鹿児島大学病院 心臓血管内科 市来 仁、大石 充 鹿児島市立病院 循環器内科 桶谷 直也、宮田 昌明 |
問合わせ先 |
研究担当医師:吉元 一成 所属:特定医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 心臓血管外科 |
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受付番号 | 20-49 |
研究課題名 | 機能性僧帽弁閉鎖不全症に対する最適な外科治療の検討 |
研究担当医 | 伊藤 仁人 |
研究実施予定期間 | 2020年6月から7月まで |
詳細内容
研究の目的 | 機能性僧帽弁閉鎖不全症に対する最適な外科治療を検討し、学会ならびに論文発表を行うこと。 |
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研究方法 | 2015年から2019年において、僧帽弁形成術もしくは僧帽弁置換術を受けられたEF45%以下の低心機能患者の周術期や術後遠隔期の情報を後ろ向きに収集、解析を行い、低心機能の機能性僧帽弁閉鎖不全症に対する最適な外科治療を検討する。 |
研究に用いる試料・情報 | 電子カルテ内の病歴、採血、心エコー、手術記録等の情報 |
対象患者 | 2015年から2019年において、僧帽弁形成術もしくは僧帽弁置換術を受けられたEF45%以下の低心機能患者 |
研究実施予定期間 | 2020年6月から7月まで |
本共同研究の研究代表者 | 大阪大学医学部付属病院 |
問合わせ先 |
大阪大学大学院医学系研究科 心臓血管外科 伊藤 仁人 |
備考 |
部門 | 心臓血管外科 |
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受付番号 | 20-50 |
研究課題名 | 術中所見からみた僧帽弁逸脱に対する僧帽弁形成術後の逆流再発因子の検討 |
研究担当医 | 伊藤 仁人 |
研究実施予定期間 | 2020年6月 |
詳細内容
研究の目的 | 術中所見からみた僧帽弁逸脱に対する僧帽弁形成術後の逆流再発因子を検討し、手術成績の向上を図るとともに、第50回心臓血管外科学会学術総会にて発表を行うため。 |
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研究方法 | 2009年から2020年3月までに桜橋渡辺病院心臓血管外科にて僧帽弁形成術を受けられた患者を対象に、周術期の心エコーデータ、心電図、手術記録等の情報から、僧帽弁逸脱に対する僧帽弁形成術後の逆流再発因子を後向きに検討する。 |
研究に用いる試料・情報 | 患者カルテより得られる心エコー所見、心電図所見、手術記録等 |
対象患者 | 2009年から2020年3月までに桜橋渡辺病院心臓血管外科にて僧帽弁形成術を受けられた患者 |
研究実施予定期間 | 2020年6月 |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
大阪大学大学院医学系研究科 心臓血管外科 伊藤 仁人 |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 20-62 |
研究課題名 | 大腿膝窩動脈病変を有する症候性閉塞性動脈硬化症患者に対する薬剤溶出性バルーンRangerを用いた末梢血管内治療に関する多施設前向き研究 |
研究担当医 | 住吉 晃典 |
研究実施予定期間 | 2027年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 本研究の目的は、大腿膝窩動脈病変を有する症候性閉塞性動脈硬化症患者に対し、薬剤溶出性バルーンRangerを用いた血管内治療の実臨床における12ヶ月の治療成績の実態を明らかにし、その関連因子を探索することである。本研究を実施することにより、薬剤用出性バルーンRangerを用いた血管内治療成績におよびその成績に関連する因子の詳細が検討され、本研究で得られた知見は、今後の症候性閉塞性動脈硬化症診療に大いに役立つものと考える。 |
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研究方法 | 研究への参加の同意が得られた後、調査項目を研究に用いる情報として収集する。調査は、登録時・血管内治療施行時調査、および血管内治療施行5年間の追跡調査からなる。研究に用いられる情報は匿名化された状態で取り扱われている。各施設で収集した研究に用いられる情報は、各施設で所定のExcelファイルに入力される。 |
研究に用いる試料・情報 | 性別、年齢、身長、体重、BMI、歩行状態、併発疾患・服薬状況等 |
対象患者 | 大腿膝窩動脈病変を有する症候性閉塞性動脈硬化症に対してRanger DCBを用いた血管内治療を施行することが医学的に最適な医療行為であると判断され、実際にRanger DCBを用いた血管内治療を行うことが計画されている症例のうち、選択基準を満たし、除外基準に該当しない者 |
研究実施予定期間 | 2027年12月まで |
本共同研究の研究代表者 | 小倉記念病院循環器内科 曽我 芳光 |
問合わせ先 |
研究責任医師:住吉 晃典 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 20-70 |
研究課題名 | 慢性完全閉塞病変(CTO)の逆行性経皮的冠動脈形成術(PCI)に対する心臓CTのseptal channelの評価の有用性の検討 単施設前向き試験 |
研究担当医 | 田中 康太 |
研究実施予定期間 | 2021年9月 |
詳細内容
研究の目的 | 左前下行枝(LAD)・CTOに対して、逆行性PCIを行う時に、右冠動脈(RCA)の後下行枝からのseptal channelのwire通過に、至適なアンギオの観察方向の同定が有効であるかを評価する。 |
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研究方法 | 過去に当院でLAD・CTOに対してPCIが行われた症例の心臓CTを用いて、RCAからのseptal channelを抽出し、その走行部位に応じた至適なアンギオの観察方向の同定を行った。 |
研究に用いる試料・情報 | 患者背景(年齢、性別など)、内服薬、病変背景、心臓CT等 |
対象患者 | 2020年9月からLAD・CTOを有し、electiveに逆行性PCIを予定する症例 |
研究実施予定期間 | 2020年9月から2021年9月まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:田中 康太 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 20-85 |
研究課題名 | 実地臨床におけるエベロリムス溶出性ステント(XIENCE V™)とシロリムスステント(CYPHERSELECT™+ステント)の有効性についての多施設前向き無作為化オープンラベル比較試験:長期追跡試験 |
研究担当医 | 藤井 謙司 |
研究実施予定期間 | 2021年7月まで |
詳細内容
研究の目的 | 第2世代薬剤溶出性ステント(DES:drug-eluting stents)であるコバルトクロムエベロリムス溶出性ステント(CoCr-EES: XIENCE V™ ) と第1世代DESであるシロリムス溶出性ステント(SES Cypher SELECT™+) の長期有効性及び安全性を評価することが本研究の目的である。 |
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研究方法 |
2010年2月から7月に冠動脈疾患に対して冠動脈ステント留置術を受けられた患者さんのうち、RESET試験に参加された患者さんを対象に術後7年から10年の診療録と治療経過のデータを収集、解析します。本研究は、京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院医の倫理委員会の承認を得て実施されています。 研究に際しては、個人情報保護の観点から氏名の匿名化がなされ、セキュリティーのかかったデータベース上で管理されていますが、試験参加については拒否の機会が保障されています。 この件についてお問い合わせがある場合には、詳しい資料の閲覧も可能ですので、下記連絡先までお問い合わせください。 |
研究に用いる試料・情報 | 診療録、治療経過 |
対象患者 | 2010年2月から7月に冠動脈疾患に対して冠動脈ステント留置術を受けられた患者さんのうち、RESET試験に参加された患者さんを対象 |
研究実施予定期間 | 2021年7月まで |
本共同研究の研究代表者 |
京都大学医学部附属病院 京都大学大学院医学研究科循環器内科 木村 剛 |
問合わせ先 |
研究責任医師:藤井 謙司 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 20-97 |
研究課題名 | 我が国における着用型自動除細動器による治療実態の登録調査 - Japan Wearable Cardioverter Defibrillator Registry(J-WCDR)- |
研究担当医 | 田中 耕史 |
研究実施予定期間 | 2026年3月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 着用型自動除細動器(WCD)の適応は、先行使用していた米国や欧州のデータに基づいてガイドラインなどに定められています。しかし、実際にどの様な患者さんにWCDが必要であるかについての具体的なデータ、特に日本におけるデータ蓄積は不十分で、現在のガイドラインの基準が実情に沿っているかどうか詳細な検討をすることが出来ません。この臨床研究では実際にWCDを使用された患者さんが、どの様な臨床的背景を持ち、どの様な治療を受けるようになったかを観察することで、最終的には植込み型除細動器(ICD)を必要とする患者さんの特徴を明らかにすることを目的としています。これが明らかになれば、今後日本の患者さんにより適したガイドラインを検討する元になるデータを蓄積することが出来ます。 |
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研究方法 | 22015年1月1日から2020年12月31日(倫理委員会承認日)までの電子カルテに記載のある診療記録、検査データを利用する。 |
研究に用いる試料・情報 | 電子カルテに記載のある診療記録、検査データ |
対象患者 | 2015年1月1日から2020年12月31日(倫理委員会承認日)に当院で着用型自動除細動器(WCD)用いた治療を開始された方 |
研究実施予定期間 | 2026年3月31日まで |
本共同研究の研究代表者 |
北里大学病院循環器内科 診療教授 庭野 慎一 |
問合わせ先 |
研究責任医師:田中 耕史 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 薬剤科 |
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受付番号 | 20-101 |
研究課題名 | 心房細動アブレーション入院時ダビガトラン内服継続クリニカルパス実態調査 |
研究担当者 | 松元 一隆 |
研究実施予定期間 | 2021年3月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | ダビガトラン継続パス運用開始後の導入率および導入されなかった症例について実態を把握する。 |
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研究方法 | 当院にて2020年5月11日から2020年9月30日までにAFアブレーションを施行した全217例を対象として後ろ向きに調査する。 |
研究に用いる試料・情報 | 電子カルテ(看護記録、服薬指導等) |
対象患者 | 当院にて2020年5月11日から2020年9月30日までにAFアブレーションを施行した患者様 |
研究実施予定期間 | 2021年3月31日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当者:薬剤科 松元 一隆 所属:特定医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 薬剤科 |
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受付番号 | 20-102 |
研究課題名 | 抗凝固療法における患者意識調査 |
研究担当者 | 松元 一隆 |
研究実施予定期間 | 2021年12月31日まで |
詳細内容
研究の目的 |
抗凝固療法にて【有効性】、【安全性】、【経済性】、【合理性】を考慮し、適切な抗凝固薬を選択することは非常に重要である。 また、米国ガイドライン、ESCガイドラインは抗凝固療法におけるShared Decision Making(SDM)を実践していくことはクラスⅠの推奨となっており、患者の価値観・嗜好に関して把握し、医療者側と患者側が議論していくことは重要である。 患者側が抗凝固療法に対して何を重視するのか調査したデータは海外ではあるが日本ではほとんどなく、そこで、当院における抗凝固療法が必要な患者に対してアンケートを実施し、その結果を踏まえ今後薬物治療に役立てていこうと考えている。 |
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研究方法 | 抗凝固療法が必要な患者様に対してアンケートを実施する。 |
研究に用いる試料・情報 | 患者様アンケート、診療録情報等 |
対象患者 | 心房細動アブレーション目的で当院に入院した患者様 |
研究実施予定期間 | 2021年12月31日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当者:薬剤科 松元 一隆 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 20-104 |
研究課題名 | 当院におけるアブレーション直後の心房細動再発に対する薬物的除細動とカルディオバージョンの有効性の検討 |
研究担当医 | 原田 慎一 |
研究実施予定期間 | 2023年3月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 心房細動に対するカテーテルアブレーション後、入院中に再発した症例ではその後の心房細動の持続化を懸念してカルディオバージョンを施行されているが、洞調律に戻らなかった症例でも再診時には洞調律であることが経験されている。当院における心房細動アブレーション直後の早期再発心房細動に対する薬物的除細動や電気的カルディオバージョンの有無で外来受診時の心房細動再発があるかどうかを検討し、アブレーション後すぐの心房細動再発に対する洞調律化が必要なのかを検証するため。 |
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研究方法 |
単施設後ろ向き観察試験 対象は、当院で過去に行った心房細動患者。カテーテル記録、カルテ記録、心電図波形をもとにして、アブレーション直後の早期再発性心房細動に対するカルディオバージョンの有無が外来再診時の心房細動再発率や予定外受診や入院、合併症等のイベントに与える影響を調べる。 |
研究に用いる試料・情報 | 患者背景、心電図データ、心エコーデータ、CTデータ、アブレーション所見、再発率、カルディオバージョンの有無、再アブレーションの有無と詳細、イベント(死亡、心血管イベント等)、投薬内容(抗不整脈薬、抗凝固薬等)など |
対象患者 | 当院で2015年4月以降に心房細動アブレーションが行われた患者様のうち、カルテ等の既存の記録のみで追跡が可能な症例 |
研究実施予定期間 | 2023年3月31日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当医師:原田 慎一 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-01 |
研究課題名 | 心機能低下患者における突然死一次予防のためのICD植込み手術施行の現状 |
研究担当医 | 井上 耕一 |
研究実施予定期間 | 2021年3月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 循環器専門病院である当院におけるICD一次予防の施行の現状を明らかにすること |
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研究方法 | 後ろ向き観察研究 |
研究に用いる試料・情報 | 基本背景、フォローアップ時のLVEF、心不全症状の有無、EF測定後の心血管イベントの有無、フレイル・介護状態、ICD植込みの有無、CRTD植込みの有無等 |
対象患者 | 2019年~2020年に当院で施行した心エコーにおいてLVEF<30%未満であった症例 |
研究実施予定期間 | 2021年3月31日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:井上 耕一 所属:特定医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-32 |
研究課題名 | 一次性大伏在静脈瘤に対する血管内焼灼術と経皮経管的フォーム硬化剤注入療法の効果についての検討 |
研究担当医 | 渡邉 哲史 |
研究実施予定期間 | 2022年5月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 一次性大状在静脈瘤の治療として、血管内焼灼術とエコーガイド下硬化療法(UGFS)の組み合わせは現在大変普及している。しかしながら複数回の穿刺による痛みの問題や、不十分な硬化剤注入の問題となり、追加の効果療法を要することが多い。血管内焼灼術に用いたシースより当該部位を狙ってフォーム硬化剤を注入(TLFS)することにより、簡便かつ短時間で硬化剤を末梢まで十分に行き渡らせることが可能と考え、患者満足度や重度スコアを用いてUGFSと比較検討する。 |
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研究方法 | 患者満足度や重症スコアを用いてTLFSとUGFSを比較検討する。 |
研究に用いる試料・情報 | 患者カルテから得られる情報 |
対象患者 | 大状在静脈(GSV)弁機能不全に対する血管内焼灼術を施行する患者 |
研究実施予定期間 | 2022年5月31日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:渡邉 哲史 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-33 |
研究課題名 | 一次性小伏在静脈瘤に対する血管内焼灼術と経皮経管的フォーム硬化剤注入療法の効果についての検討 |
研究担当医 | 渡邉 哲史 |
研究実施予定期間 | 2022年5月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 一次性下肢静脈瘤の治療として、血管内焼灼術とエコーガイド下フォーム硬化療法(UGFS)の組み合わせは現在大変普及している。しかしながら複数回の穿刺による痛みの問題や、不十分な硬化剤注入の問題となり、追加の硬化療法を要することが多い。血管内焼灼術に用いたシースより当該部位を狙ってフォーム硬化剤を注入(TLFS)することにより、簡便かつ短時間で硬化剤を末梢まで十分に行き渡らせることが可能と考え、患者満足度や重症スコアを用いてUGFSと比較検討する。 |
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研究方法 | 患者満足度や重症スコアを用いてTLFSとUGFSを比較検討する。 |
研究に用いる試料・情報 | 患者カルテから得られる情報 |
対象患者 | 小状在静脈(SSV)弁機能不全に対する血管内焼灼術を施行する患者 |
研究実施予定期間 | 2022年5月31日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:渡邉 哲史 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-34 |
研究課題名 | 方向性冠動脈粥腫切除術施行例における冠動脈内イメージングと病理像の比較 |
研究担当医 | 永井 宏幸 |
研究実施予定期間 | 2025年4月30日まで |
詳細内容
研究の目的 | 経皮的冠動脈形成術(PCI)に施行した方向性冠動脈粥腫切除(DCA)で得られた冠動脈粥腫(プラーク)及びステント内狭窄の組織サンプルを用いて冠動脈内イメージングデバイスと組織像の比較を行う。これによりイメージングデバイスの評価を行うと当時に冠動脈の動脈硬化病変の進行について検討及び、患者の治療方針の寄与するため |
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研究方法 | 本来破棄される冠動脈プラーク切片の病理学的検討を行い、患者の治療方法や判断に一切影響を及ぼさない非介入観察研究である。 |
研究に用いる試料・情報 | 冠動脈内イメージングデバイス |
対象患者 | 2021年5月1日から2025年3月31日まで桜橋渡辺病院でアテローム切除型血管形成術用カテーテルを使用し治療を行った患者 |
研究実施予定期間 | 2021年5月1日から2025年4月30日 |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:永井 宏幸 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-55 |
研究課題名 | 冠動脈石灰化スコアと左室拡張機能の関係 |
研究担当医 | 岩倉 克臣 |
研究実施予定期間 | 2022年7月まで |
詳細内容
研究の目的 | CTでの冠動脈石灰化スコアと心エコーで評価した左室拡機能の関係を後ろ向きに検討する。 |
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研究方法 | 既に実施した冠動脈CTにおける石灰化スコア(Agatstonスコア)と心エコーでの拡張能の指標を後ろ向きに比較する。 |
研究に用いる試料・情報 | 既に記録した冠動脈CTおよび心エコーのデータを使用する。 |
対象患者 | 下記の期間内に当院で冠動脈CTおよび心エコー図検査を実施された方。基礎疾患は問わない。 |
研究実施予定期間 | 2022年7月まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:岩倉 克臣 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-56 |
研究課題名 | 超音波周波数の2D speckle tracking法によるglobal longitudinal strainへの影響 |
研究担当医 | 岩倉 克臣 |
研究実施予定期間 | 2022年7月まで |
詳細内容
研究の目的 | 新しい超音波検査法である2D speckle tracking法の結果が超音波の周波数で変化するかを調べる。 |
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研究方法 | 通常の心エコー検査で既に記録した記録を解析する。 |
研究に用いる試料・情報 | 既に記録した心エコー図検査データ |
対象患者 | 下記の期間に心エコー図検査を受けられた方のなかで、解析に必要な記録が実施されている患者 |
研究実施予定期間 | 2022年7月まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:岩倉 克臣 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 | 新しい超音波検査法である2D speckle tracking法の結果が超音波の周波数で変化するかを調べます。 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-66 |
研究課題名 | 左室駆出率低下を伴う心房細動患者における、アブレーション後の心機能改善予測因子の検討:MDCTを用いた壁厚解析 |
研究担当医 | 岡田 真人 |
研究実施予定期間 | 2021年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 左室収縮不全を合併するAF患者において、左室壁厚がアブレーション後の心機能改善を予測できるかどうかを検討すること。 |
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研究方法 | 研究デザイン:単施設後ろ向き観察研究 |
研究に用いる試料・情報 | 術前・術3ヶ月後に施行したCT検査結果 |
対象患者 | 研究期間中、当院で初回AFアブレーションを施行し、術前左室駆出率40%未満である患者 |
研究実施予定期間 | 2012年3月から2021年12月まで(予定) |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:岡田 真人 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 | 研究に伴い、通常の診療を超える追加検査はありません。 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-74 |
研究課題名 | 糖尿病性心筋症の心エコー図診断に関する多施設共同研究 |
研究担当医 | 大西 俊成 |
研究実施予定期間 | 2022年3月まで |
詳細内容
研究の目的 | 糖尿病は心不全と密接に関連していると言われているが、糖尿病からどのような過程を経て発症するかは完全に分かっておらず、そこで、糖尿病で心エコー図検査を受けた方のうち、どのような方が心不全を発症するリスクが高いかということを検証するため。 |
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研究方法 | 病歴、治療薬、各種心エコー図指標、心不全の発生状況など、カルテに記載されている情報から引用する。 |
研究に用いる試料・情報 | 病歴、治療薬、各種心エコー図指標、心不全の発生状況など |
対象患者 | 糖尿病と診断されており、2021年1月~2022年5月に本院の超音波センターで、心エコー図検査を受けた患者様 |
研究実施予定期間 | 2021年9月21日~2024年3月 |
共同臨床研究機関 | 徳島大学病院 |
問合わせ先 |
研究責任医師:大西 俊成 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 心臓血管外科 |
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受付番号 | 21-79 |
研究課題名 | 補助循環用ポンプカテーテルに関するレジストリ事業 |
研究担当医 | 大畑 俊裕 |
研究実施予定期間 | 2022年12月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 心原性ショック等の急性心不全の病態にある患者様の救命治療についての臨床評価や臨床管理などに役立てること |
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研究方法 | 補助循環用ポンプカテーテルを使用した症例の全例登録 |
研究に用いる試料・情報 | 補助循環用ポンプカテーテル(インペラ) |
対象患者 | 補助循環サポートを要する重症心不全症例 |
研究実施予定期間 | 2022年12月31日まで |
共同臨床研究機関 | 大阪警察病院 |
問合わせ先 | 研究責任医師:大畑 俊裕 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 心臓血管外科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-81 |
研究課題名 | 肥大型心筋症患者における診療の実態調査および突然死/拡張相への移行に関する新規予測プログラムの開発とその検証のための多施設後向き登録研究 |
研究担当医 | 大西 俊成 |
研究実施予定期間 | 2021年11月22日から2026年12月31日まで(予定) |
詳細内容
研究の目的 | 本研究は、これまでのカルテ情報等を解析し、日本における肥大型心筋症の診療の実態と予後を調査し、突然死や心機能悪化のハイリスク患者を見つけ出すプログラムを作成することを目的としており、本研究の成果は、将来的に、ハイリスク患者の早期発見、早期治療による予後の改善に繋がることが期待されている。 |
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研究方法 | カルテにて情報等を集め解析する。 |
研究に用いる試料・情報 | 年齢、性別、身長体重、家族歴(突然死・心筋症の有無)、既往歴、血液一般検査、心電図、心臓超音波等 |
対象患者 | 2006/1/1~2018/12/31の間に、肥大型心筋症の診断で入院または外来受診された方 |
研究実施予定期間 | 2021/11/22から2026/12/31まで(予定) |
共同臨床研究機関 | 国立循環器病研究センター |
問合わせ先 |
研究責任医師:大西 俊成 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-97 |
研究課題名 | 深層学習を用いた回転性アテレクトミー切削部位予測アルゴリズムの研究開発 |
研究担当医 | 住吉 晃典 |
研究実施予定期間 | 2021年12月20日から2023年3月31日まで |
詳細内容
研究の目的 | 人工知能関連技術である深層学習を利用して血管内超音波画像における回転性アテレクトミー切削部位を予測する解析技術の開発を行なう。 |
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研究方法 | 経皮的冠動脈形成術の際に行われた血管内超音波画像データを、新思想学習に基づいた画像診断アルゴリズムによって解析し、回転性アテレクトミーによる合併症発生の予知に関して調査する。 |
研究に用いる試料・情報 | 診断名、心臓カテーテル検査・治療所見(血管内超音波画像所見・使用した機器に関する情報)等 |
対象患者 | 2018年1月1日から2021年9月30日までの間に、経皮的冠動脈形成術を行う際に光干渉断層法での血管内画像診断を施行された虚血性心疾患 |
研究実施予定期間 | 2021年12月20日から2023年3月31日まで |
本共同研究の研究代表者 |
関西医科大学附属病院 循環器内科 藤井 健一 |
問合わせ先 |
研究責任医師:住吉 晃典 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 21-99 |
研究課題名 | カテーテルアブレーション全国症例登録研究[J-AB2022] |
研究担当医 | 田中 宣暁・岡田 真人 |
研究実施予定期間 | 2022年1月24日から2030年3月31日まで(予定) |
詳細内容
研究の目的 |
本研究の目的は、全国のカテーテルアブレーション治療実施医療機関からカテーテルアブレーション治療に関する情報を収集し、日本におけるカテーテルアブレーション治療の現状を把握し、不整脈診療におけるカテーテルアブレーション治療の有効性・有益性・安全性およびリスクを明らかにすることです。 本研究の成果は、将来の不整脈の診断・治療に役立つだけでなく、テーラーメード医療(個別的化医療)の実現化を推進することに繋がることが期待されます。 |
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研究方法 |
下記の診療情報を、研究の目的のため研究機関に提供する。 本研究で収集した情報を、機密性や安全性の措置が講じられたクラウド型の臨床情報収集システムに入力し、全国規模で行われている「J-AB 2022」へ登録する。 |
研究に用いる試料・情報 | 性別、年齢、身長、体重、症状、不整脈診断名、不整脈の原因、血液検査、心臓超音波検査、カテーテルアブレーション手術日とカテーテルアブレーション手術方法、合併症、術後結果、術後合併症、退院時情報(退院日・退院時転帰)、手術1年後の生存の有無、不整脈再発の有無 |
対象患者 | 2022年1月1日以降に、当院でカテーテルアブレーション治療を受けられた方 |
研究実施予定期間 | 2022年1月24日から2030年3月31日まで(予定) |
共同臨床研究機関 | 一般社団法人 日本不整脈心電学会 |
問合わせ先 |
研究責任医師:田中 宣暁 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 検査科 |
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受付番号 | 22-03 |
研究課題名 | 重症下肢虚血症例におけるSPPとABIの比較検討 |
研究担当医 | 川村 純子 |
研究実施予定期間 | 2021年12月20日から2022年2月末まで |
詳細内容
研究の目的 |
末梢動脈閉塞性疾患のスクリーニングは非侵襲的に行える検査法として上腕・足関節血圧比:ABI(ankle brachial pressure index)が一般的に用いられている。 しかしながら動脈壁の石灰化が高度であったりカフによる駆血が十分でない場合、実際より足関節血圧値が高く測定される事や重症下肢虚血例では足関節血圧値が低下するなど正確な測定ができない場合もある。 そこで精密検査法のひとつである皮膚組織灌流圧:SPP(skin perfusion pressure)は皮下1-2㎜の毛細血管レベルの血流測定ができる為、動脈壁の石灰化に影響されない検査法でありさまざまな部位で測定することが可能である。 当院では2019年より現在の機器によるSPPの測定を行っているがこれまで他検査との比較を行っていない。そこで、重症下肢虚血症例において下肢動脈エコーを用いてSPPとABIの数値を比較検討する。 |
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研究方法 | SPPと消し動脈血流波形及びABI数値との関連において統計学的検定を用いて評価すること |
研究に用いる試料・情報 | SPPとABI、下肢動脈エコー |
対象患者 | 2019年4月から2021年11月にSPPとABI、下肢動脈エコーを施行した28症例 |
研究実施予定期間 | 2019年4月から2021年11月までのデータを用いる(2022年2月末に完了) |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任者:川村 純子 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 検査科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | リハビリテーション科 |
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受付番号 | 22-04 |
研究課題名 | 右室機能が低下したHFpEF患者とVE/VCO₂ slopeの関係について |
研究担当医 | 稲木 雄一朗 |
研究実施予定期間 | 2025年12月まで |
詳細内容
研究の目的 |
近年、左室駆出率が保たれた心不全(HFpEF)は右室機能と生命予後に相関があると報告されている。 心不全患者のVE/VCO₂ slopeは生命予後予測因子であるが、右室機能が低下したHFpEF患者とVE/VCO₂ slopeの関係についての報告は少ない。 今回我々は右室機能が低下したHFpEF患者のVE/VCO₂ slopeを含むCPXより得られる指標について比較検討する。 |
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研究方法 | 右心機能の指標として心エコー図を用いてTAPSEを測定し、2群に分け、CPXと心エコー図より得られる指標について比較する。 |
研究に用いる試料・情報 | CPX,心エコー図など |
対象患者 | 2017年1月以降に心不全加療の為に入院し、リハビリテーションを介入し、退院前CPXにて嫌気性代謝閾値(AT-VO₂)が検出可能であり、かつ心房細動、中等以上の弁膜疾患、三尖弁手術歴、慢性肺疾患を除外したHFpEF症例 |
研究実施予定期間 | 2022年1月24日から2025年12月まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任者:稲木 雄一郎 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 リハビリテーション科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | リハビリテーション科 |
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受付番号 | 22-05 |
研究課題名 | total debranching TEVARと全弓部大動脈置換術患者の術後経過の比較 |
研究担当医 | 下元 佑太 |
研究実施予定期間 | 2021年12月20日から2023年3月31日まで |
詳細内容
研究の目的 |
近年、大血管疾患に対する低侵襲治療は、全弓部大動脈置換術(TAR)からtotal debranching TEVARは選択するようになりつつあり、先行研究でもtotal debranching TEVARはICU滞在や在院日数の短縮が明らかになっている。 しかし、離床経過についての報告はすくないため、total debranching TEVARとTARにおける離床やADLの違いについて比較検討する。 |
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研究方法 | 単施設後向き観察研究。TEVAR群とTAR群の2群に分類し周術期の経過を2群間で比較検討する。 |
研究に用いる試料・情報 | 電子カルテから情報を用いる |
対象患者 | 2017年1月から2021年7月まで、弓部大動脈に対し開心術を施行した連続29症例 |
研究実施予定期間 | 2021年1月24日から2021年7月まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任者:下元 佑太 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 リハビリテーション科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 心臓血管外科 |
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受付番号 | 22-34 |
研究課題名 | 高齢者患者の外科的大動脈弁置換術に併施する僧帽弁疾患の手術戦略の検討 |
研究担当医 | 伴田 一真 |
研究実施予定期間 | 2010年から2023年まで |
詳細内容
研究の目的 | 低侵襲カテーテル治療の登場で高齢者の弁膜症治療は変革期を迎えており、高齢者における外科的大動脈弁置換術(SAVR)を含む僧帽弁同時手術を再評価することは重要である。特に、僧帽弁置換と弁形成の選択は臨床的に迷うところであり、生体弁年齢である65歳以上の高齢者において、SAVRと同時施行を要する僧帽弁疾患の当院の手術戦略を遠隔成績から検討を目的とする。 |
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研究方法 | 後方視的研究 |
研究に用いる試料・情報 | 診療録 |
対象患者 | 2010年から2023年に当院で施行した65歳以上のSAVR内、僧帽弁同時手術を施行した患者様 |
研究実施予定期間 | 2010年から2023年まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当者:心臓血管外科 伴田 一真 所属:大阪大学医学部附属病院 住所:〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-15 電話番号:06-6879-5111(代表) |
備考 |
部門 | 薬剤科 |
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受付番号 | 22-44 |
研究課題名 | 心不全に対するARNI導入後の実態調査 |
研究担当医 | 横谷 奈美 |
研究実施予定期間 | 2020年11月から2022年10月まで |
詳細内容
研究の目的 | 心不全に対する薬物治療として従来治療薬に加えて、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)がガイドラインで追加となった。実臨床でのARNI使用報告は、本邦では乏しいため、当院でのARNI導入後の継続率の後の用量について調査を行う。 |
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研究方法 | 後ろ向き調査 |
研究に用いる試料・情報 | 電子カルテ情報 |
対象患者 | ARNI内服患者124名 |
研究実施予定期間 | 2020年11月から2022年10月まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当者:薬剤科 横谷 奈美 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 23-02 |
研究課題名 | 慢性閉塞性病変(CTO)に対する経皮的冠動脈形成術(PCI)におけるAnteOwl WR IVUSガイドのtip detection法を使用した新しいリエントリー法の有効性の検討 |
研究担当医 | 田中 康太 |
研究実施予定期間 | 2018年1月から2023年1月まで |
詳細内容
研究の目的 | CTO病変のPCI治療におけるAnteOwl WR IVUSガイドのTD-ADR法の有効性を検討すること |
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研究方法 | CTO PCIにおけるStingray-ADR法とTD-ADR法の手技の初期成績と合併症の頻度の評価、TD-ADR法の前期と後期の手技成績と合併症の比較 |
研究に用いる試料・情報 | 研究に用いる情報の種類:①患者基本情報(体重、身長、性別、年齢、既往歴。冠危険因子)、②患者の状態、③採血結果データ、④その他の検査結果(心エコー、心臓CT:術前)、⑤PCI治療の詳細(手技データ、アンギオとIVUS)、⑥手技関連合併症、⑦退院後の1年間のイベント |
対象患者 | 2018年1月から2023年1月まで(後向き観察研究)の間に、CTO PCIを施行した症例の内、Stingray-ADR法、もしくは、TD-ADR法によりCTO病変の通過を試みた症例 |
研究実施予定期間 | 2018年1月から2023年1月まで |
本共同研究の研究代表者 | 三田市民病院、近畿大学奈良病院、藤田医科大学病院 |
問合わせ先 |
研究責任医師:田中 康太 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 薬剤科 |
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受付番号 | 23-05 |
研究課題名 | ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物の内服実態調査 |
研究担当医 | 松元 一隆 |
研究実施予定期間 | 2021年2月から2022年9月まで |
詳細内容
研究の目的 | 当院におけるジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物(商品名:ロケルマ)の開始用量や継続有無、及びACE阻害薬/ARB/ARNI、MRAの服用状況について実態を把握する。 |
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研究方法 | 単施設後ろ向き観察研究 |
研究に用いる試料・情報 | 電子カルテ |
対象患者 | 当院にて2021年2月から2022年8月までにロケルア®を導入した心不全患者全72例を対象として後ろ向きに調査した。 |
研究実施予定期間 | 2021年2月~2022年9月 |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 | 研究担当者:薬剤科 松元 一隆 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 薬剤科 |
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受付番号 | 23-06 |
研究課題名 | HFrEFに対するダパグリフロジン内服継続率の実態調査 |
研究担当医 | 松元 一隆 |
研究実施予定期間 | 2021年12月20日から2022年3月13日まで |
詳細内容
研究の目的 | SGLT2阻害薬の導入後の継続率、および継続出来なかった症例について実態を把握する。 |
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研究方法 | ダパグリフロジン10mgを導入したEF<40%のHFrEF患者を対象として後ろ向きに調査した。 |
研究に用いる試料・情報 | 電子カルテ |
対象患者 | 当院にて2020年11月から2021年7月までダパグリフロジン10mgを導入したEF<40%のHFrEF患者全62例(年齢71±13歳、男性87%、EF29.5±6.6%) |
研究実施予定期間 | 2021年12月20日から2022年3月13日まで |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究担当者:薬剤科 松元 一隆 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 23-08 |
研究課題名 | 房室結節リエントリー性頻拍の再発症例における臨床的・解剖学的特徴の探索的観察研究 |
研究担当医 | 岡田 真人 |
研究実施予定期間 | 2023年1月から2025年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 発作性上室性頻拍において、房室結節リエントリー性頻拍のアブレーションは、遅伝導路の焼灼により、高い成功率が期待できます。しかし、再発例も少なからず存在しており、その原因はまだ解明されていない点も多いのが現状です。再発例に対して、2回目のアブレーションを行った症例は稀であり、再発例の臨床的特徴と解剖学的特徴は確立されていない。今回、房室結節リエントリー性頻拍再発例のアブレーションを行った方の、非再発例との比較を行うことで、房室結節リエントリー性頻拍の再発率を低下させ、再発例に対しての成功率を増加させるべく、多施設で患者さんのデータを集め、再発例における臨床的特徴と解剖学的特徴の確立を目指す。 |
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研究方法 | 上記患者さんのカテーテルアブレーション中に、心臓電気生理学的検査およびアブレーション中の心内心電図、3D mapping systemのデータを使用する。またペーシングによって診断したデータも使用し、診断の確立を目指す。 |
研究に用いる試料・情報 | 房室結節リエントリー性頻拍に対して、当院もしくは他院でカテーテルアブレーション施行歴を有し、アブレーション施行後の再発症例を認めた患者さまに対する、2回目のカテーテルアブレーションでの心電図や心臓電気生理学的検査およびアブレーション中の心内心電図、3D mapping systemデータを使用する。 |
対象患者 | 2010年1月1日~2025年12月31日の期間に房室リエントリー性頻拍の再発例に対して、2回目の臓電気生理学的検査およびカテーテルアブレーションを施行した患者さん。 |
研究実施予定期間 | 2023年1月から2025年12月 |
本共同研究の研究代表者 | 主たる機関:日本大学医学部付属板橋病院 |
問合わせ先 | 研究担当医師:岡田 真人 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 23-09 |
研究課題名 | 心房細動アブレーションが細胞外容積分画(ECV)に与える影響に関する探索的研究:SWH AF ECV follow-up study |
研究担当医 | 岡田 真人 |
研究実施予定期間 | 2021年12月から2023年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 心房細動が左室機能に与える影響は患者毎に様々であり、そのメカニズムは不明である。MDCTで定量計測したECVは心筋線維化を反映する指標であるが、心房細動アブレーションによる洞調律化が、ECV値に与える影響は未解明であり、これらを明らかにすることが研究の目的である。 |
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研究方法 | 研究デザイン:単施設後ろ向き+前向き観察研究 |
研究に用いる試料・情報 | 当院で心房細動アブレーション術前に撮影するMDCTデータ |
対象患者 | 心房細動アブレーション術前・術後にMDCTを施行した患者 |
研究実施予定期間 | 2021年12月から2023年12月まで(期間は変わる可能性あり) |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 | 研究責任医師:岡田 真人 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 | 通常診療範囲内のデータを用いた観察研究であり、追加の検査・処置は要しません。 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 23-10 |
研究課題名 | 心房細動患者における細胞外容積分画(ECV)上昇に関する観察研究:SWH AF ECV baseline study |
研究担当医 | 岡田 真人 |
研究実施予定期間 | 2021年12月から2023年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 心房細動が左室機能に与える影響は患者毎に様々であり、そのメカニズムは不明である。MDCTで定量計測したECVは心筋線維化を反映する指標であるが、心房細動患者において、ECV上昇の頻度・予測因子・左室機能との関連は未解明であり、これらを明らかにすることが研究の目的である。 |
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研究方法 | 研究デザイン:単施設後ろ向き+前向き観察研究 |
研究に用いる試料・情報 | 当院で心房細動アブレーション術前に撮影するMDCTデータ |
対象患者 | 心房細動アブレーション術前にMDCTを施行した患者 |
研究実施予定期間 | 2021年12月から2023年12月まで(期間は変わる可能性あり) |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 |
研究責任医師:岡田 真人 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 | 通常診療範囲内のデータを用いた観察研究であり、追加の検査・処置は要しません。 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 23-11 |
研究課題名 | 左室収縮不全合併症心房細動患者における、細胞外容積分画(ECV)上昇と左室機能改善の関係性の検討:SWH AF ECV recover study |
研究担当医 | 岡田 真人 |
研究実施予定期間 | 2021年12月から2023年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 心房細動が左室機能に与える影響は患者毎に様々であり、そのメカニズムは不明である。MDCTで定量計測したECVは心筋線維化を反映する指標であるが、AF患者におけるECV解析のデータは少ない。本研究では,左室収縮不全を合併するAF患者において、1)術前術後のECV値の変化、2)術前ECV値の上昇が、術後の左室機能改善と関連するかどうかを明らかにする。 |
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研究方法 | 研究デザイン:単施設後ろ向き+前向き観察研究 |
研究に用いる試料・情報 | 当院で心房細動アブレーション術前に撮影するMDCTデータ |
対象患者 | 心房細動アブレーション術前にMDCTを施行した患者 |
研究実施予定期間 | 2021年12月から2023年12月まで(期間は変わる可能性あり) |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 | 研究責任医師:岡田 真人 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 | 通常診療範囲内のデータを用いた観察研究であり、追加の検査・処置は要しません。 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | 23-18 |
研究課題名 | 心室期外収縮(PVC)患者における細胞外容積分画(EVC)上昇に関する観察研究:SWH PVC EVC baseline study |
研究担当医 | 岡田 真人 |
研究実施予定期間 | 2021年12月から2024年12月まで |
詳細内容
研究の目的 | 心室期外収縮が左室機能に与える影響は患者毎に様々であり、そのメカニズムは不明である。 MDCTで定量計測したECVは心筋線維化を反映する指標であるが、心室期外収縮患者において、ECV上昇の頻度・予測因子・左室機能との関連は未解明であり、これらを明らかにすることが研究の目的である。 |
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研究方法 | 研究デザイン:単施設後ろ向き+前向き観察研究 |
研究に用いる試料・情報 | 当院で心室期外収縮アブレーション術前に撮影するMDCTデータ |
対象患者 | 心室期外収縮アブレーション術前にMDCTを施行した患者 |
研究実施予定期間 | 2021年12月から2024年12月まで(期間は変わる可能性あり) |
本共同研究の研究代表者 | なし |
問合わせ先 | 研究責任医師:岡田 真人 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 | 通常診療範囲内のデータを用いた観察研究であり、追加の検査・処置は要しません。 |
部門 | 循環器内科 |
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受付番号 | ※他院での一括審査のため受付番号なし |
研究課題名 | 大腿膝窩動脈病変に対する血管内治療の治療成績の比較 |
研究担当医 | 住吉 晃典 |
研究実施予定期間 | 2023年3月30日から2027年4月30日まで |
詳細内容
研究の目的 | 本研究の目的は、上記4つの臨床研究の対象者さまの治療後2年間の情報を用いて、大腿膝窩動脈病変に対する各デバイスの2年治療成績を比較検討すること。 |
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研究方法 | 研究の方法は既に研究で収集した各研究のデータおよび、通常の診療から得られた情報のみを調査する観察研究で、岸和田徳洲会病院および複数の医療機関と共同で実施する。 |
研究に用いる試料・情報 | ・基本情報:血管内治療日 ・患者情報:性別、年齢、歩行状態、喫煙状態、併発疾患、服薬状況 ・患肢情報:臨床重症度分類(Rutherford分類)、ABI ・病変背景:病変部位、血管径、狭窄度、病変長、石灰化、病変形態、治療歴 ・治療情報:手技成功、HD-IVUS評価情報、造影評価情報、実際の治療内容、使用デバイス ・治療後情報:残存狭窄度、周術期合併症、治療後ABI ・追跡調査:1年/2年開存率、一次開存率(再狭窄回避率)、総死亡・大切断回避率、外科的血行再建術移行、血栓性閉塞、ステント破損、服薬状況 など |
対象患者 | ・薬剤溶出性バルーン治療の観察研究である「大腿膝窩動脈病変を有する症候性閉塞性動脈硬化症患者に対する薬剤溶出性バルーンを用いた末梢血管内治療に関する多施設前向き研究」(POPCORN研究) ・薬剤溶出性ステント治療の観察研究である「大腿膝窩動脈病変を有する閉塞性動脈硬化症患者に対するパクリタキセル薬剤溶出型末梢ステントを用いた血管内治療に関する多施設・前向き研究」(CAPSICUM研究) |
研究実施予定期間 | 2023年3月30日から2027年4月30日 |
本共同研究の研究代表者 | 岸和田徳洲会病院、東京医科大学、大阪急性期・総合医療センター 等 85施設 |
問合わせ先 | 研究責任医師:住吉 晃典 所属:医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院 循環器内科 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-32 電話番号:06-6341-8651(代表) |
備考 |